「石狩」という地名の由来は、管内を流れる石狩川をさすアイヌ語「イシカリベツ」で、その意味は「曲がりくねって流れる川」「(神が)美しくつくられた川」など様々な解釈がされています。石狩の歴史は、松前藩が現在の石狩市にサケ交易場を設置したのに始まり、300年余りの歴史を持っています。明治5年開拓使本庁が札幌におかれるまでは、漁業を主要産業として栄えてきました。以後、多くの移民・屯田兵の入植、欧米式農法の導入等により農業も著しい発展を遂げてきました。現在、石狩振興局管内は、6市1町1村からなっており、札幌市を中心とした北海道の経済・文化の牽引役として期待されている地域です。