北海商科大学の学生が、石狩市を対象エリアとして、フィールドワークなどを実施しながら「石狩市厚田キャンプ場利用促進」の企画・提案に取り組みました。
フィールドワーク
「石狩市厚田キャンプ場利用促進」に関する企画・提案をテーマとして、石狩市を中心に活動を行うこととなった学生たちは、厚田キャンプ場の現状を知るために、実際に石狩市の厚田キャンプ場を訪問しました。
キャンプ場では、同じくフィールドワークで訪問していた埼玉県文教大学の学生とともに、石狩鍋づくりに奮闘しました。石狩市の地域おこし協力隊の方々にご協力いただき、薪割りや火起こし、飯ごう水さんなど実際のキャンプをイメージした活動を体験しました。体験の最後には、あつた探遊会の方から厚田の歴史について学び、より一層厚田への興味を深めました。
また、周辺の環境を知るために道の駅や朝市にも足を運びました。ここでは、石狩市の職員の方に施設の概要を説明いただきました。 (令和6年10月)


相談会
フィールドワークを終えた後は、それぞれが感じた課題をもとにグループワークを進めました。その中で、疑問に感じたことを石狩市の職員の方に質問する相談会を行いました。(令和6年11月)
報告会
活動にご協力いただいた石狩市の職員に向けて行われた報告会では、グループごとにこれまでの活動を踏まえた課題解決の提案を行いました。
サスティナブルの要素を取り入れた企画から、春夏秋冬どの時期でも楽しめるイベントの企画、SNSを駆使しインフルエンサーとのタイアップにより認知度向上を目指す案、グランピング施設の設置、フィールドワークで実際に作った「石狩鍋」に注目したイベントなど、様々な観点から、厚田キャンプ場をより盛り上げるための企画の提案がありました。
参加した市役所の職員からは、「これまでの活動で学んでいただいたところを発表に落とし込んでいただいた」「課題解決のために現実的かつ具体的に考えていただいた」との意見をいただきました。(令和7年1月)

