「農家の方々が、一粒一粒手摘みで選果・収穫した千歳産(JA道央産)ハスカップを、瓶内二次発酵製法で仕上げた北海道ならではの発泡性フルーツワインです。ハスカップの美しいルビー色の色調とベリー系の爽やかな香り、すっきりとした辛口の味わいが特徴です」と話すのは、北海道中央葡萄酒㈱の三澤計史代表取締役社長。瓶内二次発酵製法とは、あのフランスのシャンパンと同じく通常のアルコール発酵が終了した後に瓶詰めして再度瓶内で発酵させる最も手間のかかる製法の一つ。きめ細かな気泡がゆっくりと立ち昇る優雅で高級感のあるワインに仕上がります。「このような製法を用いることでハスカップワインの価値を上げていきたいという思いがありました」と三澤さん。
同社のハスカップワインは一昨年にリニューアル。千歳市の鳥、ヤマセミをモチーフにしたラベルと鮮やかなルビー色を堪能できる透明ボトルはパーティなどでも目を引きそうです。「千歳の特産であるハスカップの生産を続けていただくために、商品を通じて農産物としての魅力をアピールしていきたいと思います」。
2021年度認定