北海道中央葡萄酒(株)がワイン醸造に着手したのは、1992(平成4)年。現在では葡萄栽培の名手と謳われる余市町の木村農園と契約し、三十年近く二人三脚で改良を重ねてきました。同社使用の葡萄は100%木村農園産です。
「選定商品は白ワイン用ブドウ品種『ケルナー』を使用した辛口白ワイン。少し黄色みがかった色味と柑橘系の爽やかなアロマが特徴です」と、同社代表取締役社長の三澤計史さん。北ワインケルナーの評価は高く、日本ワインコンクールでも連続入賞を果たしています。 2011(平成23)年に分社化しましたが、同社の母体となる中央葡萄酒(株)は山梨県で100年近い歴史を誇る老舗ワイナリー。培われた高い技術力と、新しいものを取り入れる柔軟性を兼ね備えた醸造責任者が、良質の葡萄から毎年安定して質のいいワインを産み出しています。「ケルナーは、アロマティックといわれる華やかな香りが特徴。弊社では密閉型プレス機を使うことで、その香りを逃がしません。どうぞ、身近な北海道の食材やチーズと組み合わせてお楽しみください」
2021年度認定