余市ワインのふるさと余市町は、気候風土が本場ドイツと似ているともいわれ、醸造用葡萄の代表品種であるケルナ-、ツバイゲルト・レーベのような耐寒性のあるドイツ系品種の栽培好適地となっています。
1974年からワイン醸造を開始し、今年40周年を迎える日本清酒 余市ワインはケルナー、ツバイゲルト・レーベなど余市町の代表的な品種の栽培を6戸の契約農家に委託。爽やかな余市の気候の中でしっかり完熟させた葡萄を原材料に、この地で熟成される味を大切にしています。 “シュール・リー”とは仏語で「澱(オリ)の上」の意味。通常は発酵後すぐに行う澱引きを行わず、時間をかけて澱を自然に沈殿させ、上澄みだけをとる製法を意味しています。低温で長期間熟成させるため酵母のアミノ酸が溶け出し、やや甘口の「ケルナー」に深みや幅が生まれ、引き締まった味わいになっています。時間をかけて仕上げた深みのある味わいをお楽しみください。
2014年度認定