ヒトの生体調節に関与する成分として今、注目を集める食品の機能性。(株)北海道バイオインダストリーは平成9(1997)年の設立以来、「北海道の農産物が持つ力を最大限に引き出し、真に健康づくりに役立つ製品を、北海道の地から発信する」ことを指針に、これまでサプリメントやお茶などを開発・販売してきました。同社の核となる技術が「特許BRC製法」。同製法は、辛みの強い道産タマネギ「もみじ系」の特徴を活かし、辛み成分をもとに抗酸化成分DPTSを生成させる製法で、この特許技術を活かして開発した今回の商品には、1本に特許加工たまねぎ(ダイスカット状)50gを使用しています。「これからの超高齢社会では有効成分をサプリメントから摂取することに加えて、より日常に近い食品から摂取することも必要と考えています。健康にいいからではなく、おいしいから選ばれる商品で毎日を元気に過ごしていただきたい。弊社ではこのような商品群を“コンディショニング調味食品”と名付けており、今回のドレッシングもその一つです」と、代表取締役の村上季隆さん。
この製法は抗酸化成分を引き出すとともにタマネギの旨味成分を熟成させることにもつながり、他のタマネギ・ドレッシングにはない香りと味わいが楽しめます。またオイルを加えることによって揮発性成分であるDPTSの揮発を抑える効果もあり、おいしさと機能性を両立させた商品となっています。
「ドレッシングは醤油ベースの和風味。製造は専業の日本醤油工業(株)さんにお願いしました。サラダだけでなく、ローストビーフ、バーベキューなどの肉料理、マリネなどの魚料理、パスタソースなど幅広くご利用いただけます」。
2016年度認定