(株)北彩庵は、スーパー極上キムチでおなじみの北日本フード㈱のグループ企業。専門店ならでは経験と技を活かしてギフトに好適なお漬物を製造・販売しています。
同社商品が「北のハイグレード食品」に選ばれたのは平成24(2012)年の「史上最強の身欠き鰊を使った白菜にしん漬」に続いて2回目。今回選定された商品にも熟練の職人技が生きています。ほどけるように柔らかい道産の鮭と新鮮な白菜またはキャベツをメインに、ニンジンや昆布などを彩り豊かに積み重ね、特製の調味液と米麹に漬け込んだ後、職人が大きさを測り完璧なサイズでカットすると、ミルフィーユのように美しい層が現れます。さらに一つ一つ手作業で型に入れて形を整えます。
それぞれの素材の味、食感をしっかり残しながら十分に味が染みこんだ絶妙な漬け加減。オードブルにもなる、サラダ感覚で楽しめるお漬物です。「この商品自体は以前からあったものなのですが、平成26(2014)年にJA道央さんからコラボのお話があったのをきっかけにリニューアルしました。種類も以前は白菜だけだったのですが、今回初めてキャベツにも取り組みました。北海道の人は白菜好きが多いのですが、関東ではキャベツの方が人気です」と、代表取締役社長の酒井秀彰さん。パッケージやトレイもギフトを意識してリニューアルし、テスト販売を繰り返してブラッシュアップを重ねてきました。
「かつては保存性が重視されたお漬物も、冷蔵技術の進歩により、おいしさを追求することができるようになりました。その最先端を行くのがこの商品。北海道でお漬物のお土産といえばMILL SALMON、といわれるような商品に育てていきたいですね」。
2016年度認定